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くるぶしのむくみが片足だけ酷い方は要注意!?病気のサインと対策・予防  

くるぶしのむくみが気になる 健康
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「くるぶしのむくみが片足だけ酷い。」

この症状には悪い病気が隠れている可能性もありますので、

念のため病院に行って医者の見解を聞いておくべきです。

 

エコー検診や造影CTなど検査もすべきです。

 

何かヤバいことになっている?

 

ちょっと心配させることを言いましたが、

昨今は医学が発達していて治療は可能です。

 

病院に行った結果大きな問題がなくとも

むくみの原因がわかれば一番有効な対応方法を取れますし

今後の予防策も適切なものを選べます。

 

くるぶしのむくみが「悪い病気に関係する可能性」

って結構ありがちかもしれません。

 

以下、説明していきます。

 

 くるぶしのむくみは病気のサイン!?その原因とは!?  

病気かどうか調べている

むくみの症状があるときは、まず病気を疑ってください!

 

ではどんな病気が考えられるのか見ていきましょう。

 

深部静脈血栓症

「悪い病気」といえるのが「深部静脈血栓症」(DVT)です。

 

急に片足だけ腫れたりむくんだりする症状で、

くるぶしに限らず、特に足の一部分とか、

体の左右どちらかだけとか、

 

一般のむくみとは違い偏った部位での症状には要注意です。

 

聞きなれないかもしれない病名ですが、

一般に「エコノミークラス症候群」として有名です。

 

狭いところで動かず、水分をとらずにいると起こりやすく、

手術、病気、足の怪我などから発症することもあります。

 

命を落とすこともありますので、

この通称はイメージとして軽すぎるかもしれません。

 

静脈にできた血栓に伴う病気ですが、

この血栓が移動すると肺塞栓症や脳梗塞など、

かなり重篤な病気を引き起こします。

 

くるぶしのむくみが片足だけ酷くなる原因を説明します。

 

一般的にむくみはなんらかの理由で細胞間液が増えて、

水分や老廃物が滞留したままになっている状態です。

 

誘因は塩分過摂取、飲酒、ストレス、加齢、ホルモンバランス変化、

そして腎臓病などの病気など多岐に亘ります。

 

いずれにも共通するのは「血行の悪化」を招いていることです。

 

では、なぜ片方のくるぶしだけむくんだのでしょう?

 

それはそのくるぶし近辺(あるいは片足)の血管に血栓ができたためです。

 

心臓から遠い末端に近いため、

足の下の方は血行が悪くなりやすく、

水分不足や運動不足も重なると、

血流が鈍り悪い血が滞留したりします。

 

鬱滞(うったい)や静脈還流の不全の状態になり、

そして血が固まりやすくなったのです。

 

なお、先天的な体質として

プロテインS欠乏症という、血栓ができやすい体質であれば、

さらに血栓を誘発します。

 

病院でこの点も調べてもらえればベストです。

 

プロテインS欠乏症は

日本人の場合1~2%程度存在します。

 

むくみ以外で深部静脈血栓症の症状としては、

下肢の腫れ、疼痛、圧痛、発赤や変色など。

 

むくみだけでなくこういう症状もあれば、

更に早く医学的処置を受けるべきです。

 

くるぶしや足に限らず、

腕など他の部位でも要注意です。

 

治療法は次のようなものです。

治療法チェックリスト

・血栓をできにくくする薬「ワーファリン」などの投与

・カテーテル療法

・手術的な摘出

 

 

血栓が移動して、次のような重篤な

病気を続発させることがありますので、

警戒するに越したことはありません。

 

病名

 

肺塞栓症・脳梗塞・心筋梗塞。

 

 

たとえば肺塞栓症ですと、

 

呼吸困難頻脈、不整脈、胸痛、深呼吸時の痛み、喀血、失神

 

このような症状に陥り、

予想外に早く命が危ない状況になり得ます。

 

この場合は119番(救急)に電話するか、

救命救急センターに行く必要があります。

 

性静脈不全

 

深部静脈血栓症ほどは「悪い病気」とは言えませんが、

 

足の静脈の逆流防止弁が壊れ弁不全となり、

血液の逆流により血管が徐々に拡張される病気です。

 

下肢静脈瘤と関係していることもあります。

 

主な症状としては、

 

・足の表面に血管が浮き出る。

・足にむくみや腫れがある。

・痛みを伴うことも多い。

・夜寝ている時に足がつる。

 

 

病状が悪化すると、

しこり、湿疹、色素沈着、潰瘍など、多彩な症状を伴います。

 

緊急性はないものの、放置しておくと、

歩けなくなるなど、生活に支障が出てくることもあります。

 

治療は圧迫療法(弾性ストッキングなど)や運動療法が主体で

薬剤を使用することもあります。

 

その他の病気

局所的ではなく体全体にむくみがめだつ場合は、

腎臓や心臓の病気の可能性が高いと言えます。

 

その場合甲状腺機能の低下など、

多くの病気に関連していることもありますので

一刻も早く医師に相談しましょう。

 

くるぶしのむくみの悪化を防ぐには? 予防法とストレッチ

ストレッチをして体をほぐしている

むくみは血行が悪くなって細胞間液が滞留したもの。

したがって、血行を良くすることで、

悪化を防ぐことも、発症以前に予防することもできます。

 

一般的には次のような予防法があります。

 

・長時間同じ姿勢を取らない。

・水分を控えすぎない。

・塩分を摂りすぎない。

・お酒を飲みすぎない。

・運動習慣をつけ、太りすぎにも注意。

・過労やストレスをうまくコントロールする。

・女性ホルモン減少に対応(サプリや漢方薬など)

・体を冷やさない。冷たい飲み物は避ける。

いずれも血行を良くすることにつながります。

 

 

では上記も併用しつつ、

くるぶしのむくみに有効なストレッチなどを紹介します。

 

くるぶしから離れた部位もありますが、

脚全体の血行を促進するためです。

 

なお、既に記載した重大な病気ではないことを

病院で確認してから行ってください。

血栓が原因である場合は

安易なストレッチは危険です。

 

1.足首をまわすストレッチ

・足首を片膝に載せ、手を使って足首を回す。

 

2.アキレス腱を伸ばすストレッチ

・手で足先を上に向けて引っ張る。

・床に座って膝を曲げて行なってください。

 

3.ふくらはぎの血流促進マッサージ

・ふくらはぎの内側の骨に近い部分を親指で軽く押す。

・押したまま下から上に向かって移動させる。

 

4.太ももの裏を伸ばす

・骨盤を起こした状態で椅子に座る。

・両膝に両手をのせて、上半身を前に倒す。

・太ももの裏が伸びるのを意識して体勢維持。

 

(*)上記1~4、いずれも1分以内で可。

 

なお、以下の3種のツボを押すことも有効です。

 

・湧泉(ゆうせん)

・承山(しょうざん)

・足三里(あしさんり)

 

 

くるぶしのむくみ 片足だけ まとめ

むくみについては血行が大きく関係しています。

有効な解決法や予防法を知るためには、

まず血行不良の原因を確認することです。

 

むくみが限られた部位に集中するなど

異状に気づいたときは、

重大な病気である可能性もありますので、

その場合は必ず病院に行き確かめてください。

 

もし病気ではなくても、

むくみの原因が解れば大きな収穫です。

 

 

 

 

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