美味しいものがあふれるこの時代、ダイエットは永遠のテーマですよね。
でも、
どんなにたくさん食べても太らない人ってあなたのまわりにいませんか？
そういう人は、基礎代謝が高いんです。
つまり、痩せやすい体質と言えます。
基礎代謝とは、人が生きていくためだけに消費するエネルギーのこと。
たとえば、呼吸をしたり内臓を動かしたりといった活動は、
眠っている間にもエネルギーを使って行われています。
基礎代謝が高い人は、あまり運動していないように見えても、
生きているだけでどんどんエネルギーが消費されます。
だから、カロリーの高いものを食べても太りにくいし、
ダイエットすればするすると結果が出て痩せやすいんですね。
なんてうらやましい体質なんでしょうか！
もしも基礎代謝の高い人になれたら、
今みたいに苦労しなくてもダイエットが簡単に出来ちゃいます！
基礎代謝が高い人はどんな人かと言いますと
・体温が高い
・筋肉量が多い
こんな人です！
そこで、この記事では、
・体温が高い、筋肉量が多いとなぜ痩せやすいの？
・どうしたら基礎代謝が高い状態を保つことができるの…？
といった、点について詳しくお話していきたいと思います。
■基礎代謝が高い人の特徴は！？
基礎代謝が高く、寝ている間とか ただ座っているだけでも
エネルギーを消費しているのは体温が高く筋肉がある人とお伝えしました。
ではなぜ、そう言った人が痩せやすいのでしょうか？
体温が高いとどうなる？
食事をすると、体がポカポカしますよね。
これは「食事誘導性熱産生」といって、消化のために内蔵が働いている証拠なんです。
実際に、痩せの大食いといわれている人の背中を触ると、
とても熱くなっているのがわかります。
食べるとすぐに汗をかいたり服を脱いだりする人がいますよね。 そういった人は、体温が高く血の巡りが良い人です。
血液は体のすみずみまで酸素や栄養を運びますから、
内臓や筋肉の機能がアップして、
どんどんエネルギーを消費することができます。
反対に、
・食事制限などの無理なダイエット
・日頃から運動をしない
こんな人は、内臓が活発に機能しないので、体が冷えます。
体温が上がらないので、痩せにくい体になってしまいます。
まさに基礎代謝が低い状態と言えます！
体温が低く基礎代謝が低い状態の人は、
内臓機能が弱まっているので、
疲れやすく顔色が悪いなど、
健康にも問題が出てくる可能性があります。
筋肉量が多いと..
基礎代謝をもっとも多く消費するのは、
骨格筋（体を動かす筋肉）です。
筋肉は脂肪に比べ、脂肪を燃やす細胞が多く存在します。
何もしなくても、筋肉量が多いだけで痩せるのはそのためです。
もともと内蔵の量は、人によってたいして違わないので、
内臓の働きが悪くなければ、
筋肉量の多い人が消費エネルギーが大きくなるため、
痩せやすくなります。
食べても太りにくい人は、筋肉質な人が多いのです。
ダイエットでウオーキングなどの有酸素運動もいいですが、
筋トレと合わせることで効果は倍増します！
ウオーキングで痩せるコツ！
何度も言いますが
筋肉を付けることで、基礎代謝が上がって痩せやすい体になります。
また、もともと男性よりも女性の方が筋肉の量は少ないため、
女性の基礎代謝量が男性より低くなります。
筋肉量の増減＝基礎代謝の高低
歳を取ると筋肉量が減っていくので、基礎代謝も落ちていきます。
若い頃と同じ食事をしていると、
中年太りといわれるように体重が徐々に増えていくのも、
筋肉量や運動量が減り、基礎代謝が落ちたためです。
では、 基礎代謝を痩せている時と同じにするには どうすればいいでしょう？
詳しく見ていきましょう！
■基礎代謝が高い状態を保つ方法は！？
基礎代謝が高い人の特徴や
なぜ痩せやすいかなどがおわかりになったと思います。
基礎代謝を高め、また高い状態を保つには、
体温を上げることと筋肉を増やすことを心がけるといいのですね。
ただ、
・若いころは何もしてなくても筋肉が付いた
・昔は良く動けたが、歳をとってから動きが悪くなった
このような人は、
次のような習慣を付けるといいと言われています。
体を温める食べ物や飲み物をとる
体温を上げるために、 体を温める効果のある食べ物を積極的にとりましょう。
体を温める食べ物
・生姜
・唐辛子
・ニンニク
・ネギ
・リンゴ
・納豆
これらの食べ物を食べると
体の中からポカポカと温まります。
ビタミンEが多いゴマやアーモンドもおすすめです。
タンパク質の多い白身魚や赤身のお肉もおすすめです。
・たい、鮭、たら、アジ、マグロ、などの白身の魚
・牛肉の赤身・豚ロース・鶏むね肉
鶏むね肉は高タンパク低カロリーでオススメです。
飲み物は、
体温を奪う冷たいドリンクは体を冷やすのでNGです。
・ビール、発泡酒
・牛乳・豆乳
・緑茶、炭酸飲料など
意外ですが、緑茶も体を冷やします。
身体に良いとされる緑茶ですが、
利尿作用があり、温まった水分が排せつされ、
冷えの原因となってしまうようです。
白湯や、ココア・紅茶などの体を温める効果がある飲み物を
ホットで飲むようにするといいでしょう。
ココアや紅茶は、
含まれているポリフェノールに
体を温める効果があるといわれています。
朝起きてすぐに白湯を飲むことは、
生活にリズムを付けるためにも効果的です。
反対に注意が必要な飲み物
コーヒーはカフェインを多く含むために
体を冷やすので、ホットで飲んでも逆効果となります。
ただし、コーヒーがすべて悪いわけではありません。
抗酸化作用や利尿効果、脳の活性化など、
体に良い効果もありますので、
適度に摂ることをオススメします。
朝食をしっかりとる
朝食をしっかりとると、内臓が活発に働き、 朝から体温が上がって代謝がよくなります。
朝食に限らず、3食を規則正しくとることは
内蔵の調子を整えるうえで大切なことです。
ストレッチをする
気持ちのよい伸びや、深い呼吸をすると血の巡りがよくなります。
同じ姿勢でじっと座っている仕事の方や、
運動する機会のない人は、
血行不良を予防するため、是非、ストレッチはやってほしいですね。
日中でもいいですが、
特に朝一番にするストレッチは、
一日を活動的に過ごすためにも良いスイッチとなるでしょう。
筋トレをする
何度も言いますが、痩せやすい体を作るためには、
エネルギーを多く消費してくれる筋肉をつけることが一番大切です。
大きな筋肉がつく部分を鍛えると効率がいいので、
太ももやおしりを刺激するスクワットがおすすめです。
また、筋肉を落とさないことも大切です。
よく歩く、階段を使うなど日常生活の中で
できる運動を続けるようにしましょう。
入浴する
体温を上げて基礎代謝を高めるためには、
シャワーで済ませずにしっかりと
湯船に浸かることを習慣にしましょう。
湯船につかる時間は15分が良いようです。 15分間浸かると、体の芯まであったまり、 血の巡りも良くなります。
また、入浴前にコップ一杯ぐらい水分をとると、 血管の血液がドロドロになるのを防ぐため、 体のめぐりがよくなります。
■基礎代謝が高いと痩せやすい まとめ
・体温を上げるため、食べ物・飲み物に気を付ける
・筋肉をつける、運動をする、そして維持する
体温を上げ、筋肉量を増やすような習慣を付けることで、
基礎代謝をアップすることができます。
また、痩せやすい体質を維持することで、
何もしなくても体形が維持できるようになります。
ぜひ参考にしてくださいね。
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