使ったら使いっぱなし、脱いだら脱ぎっぱなし、食べたら食べっぱなし、だらしない夫ってかなりの確率で存在しています。
1つ1つは小さいことでも、積み重なっていくと本気で嫌になってきますよね。
結論から言えば離婚できる確率は50パーセントくらいです。
なので、まずは原因と対策を知り、だらしない夫を改善できるように努めてみませんか。
現に、私の夫もだらしなく、出しっぱなしをやめるように言うと「そのくらいやってよ」といいます。
私から言わせれば、そのくらいと思うなら自分でやったら?という気持ち。
夫のものを日々片付けるのに、私がどれだけの時間と手間を消費しているのか全く理解していません。
ですが、話し合いに話し合いを重ね最近ではやりっぱなしが減ってきたように思います。
そんな私と夫が試してみた対策と、だらしない夫の原因をまとめてみました。
だらしない夫の原因と私ができる対策
人それぞれ効果のある対策は違うと思うので、一つ試してダメでも諦めず根気よく続けてみてください。
なんでだらしないのは夫のほうなのに私が努力しなきゃいけないんだって思いますよね。
その気持ちとってもわかりますが、人によっては自分が原因で妻に迷惑をかけていると自覚すると改善されるケースがあるので試してみて損はないと思います。
また、家の収納を見直す良いきっかけになる対策もあるので試してみる価値ありです。
だらしない夫の原因
妻に甘えている
「やっておいてくれるだろう」と考えているパターンです。
幼少期、世話好きな母親に育てられた人に多い傾向だと思います。
単に、これは自分の仕事ではないと考えているパターンもあり、単純ですが厄介です。
無意識に妻に期待をしているので、その期待を裏切ると「やってくれると思ったのに」と勝手に不機嫌になったり、怒り出すのが一番の特徴です。
きれいな家の基準がかなり低い
多少モノが出ていても、足の踏み場はあるし綺麗だろうと本気で思っているパターン。
実家にモノが溢れているという人に多いです。
今まで自分が生活していた実家よりも綺麗だから大丈夫って思っているかも。
このパターンの人は、男女限らず掃除したとたんにモノを出し始めたりする人が多い気がします。
モノがなく、すっきりとした環境だと落ち着かないのかもしれません。
他人の気持ちを考えるのが苦手
悪く言えば自己中心的、というところでしょうか。
他人の気持ちに無頓着なので、置きっぱなしにしていたら妻の仕事を増やしてしまうなどということを一切考えられません。
基本的に思考が自分本位なので、なんで置きっぱなしにしちゃだめなの?あとから使いやすいじゃん。と思っていたりします。
自分に甘い
自分を律することができないというパターンの人です。
とにかく家ではゆっくりしたい、のんびりしたい、それ以外のことに気をそらしたくないという人が多い気がします。
実は、私も結婚するまではこのタイプでした。
結婚した今なら、出したものを片付けるのに気なんて張らなくていいと分かりますが、外で気を張っているのに、家でまで気を張りたくないと本気で思っていました。
このパターンは疲れていることを理由に、面倒なことから逃げているだけですよね。
後回しにして忘れてしまう
あとでやればいいやと思って忘れてしまうパターンの人です。
私の夫がこのパターンで、あとでやるよと言っていた1分後には忘れています。
脱ぎ散らかした洋服も、出しっぱなしのはさみも忘れてしまった日には夫の目にはもう写らず透明と化します。
忘れてしまうパターンの人は、基本的にいつ何時も忘れっぽいです。
あれどこにやったっけ?とか、あの予定はいつだっけ?など頻繁に聞いてくることが特徴です。
どうしたらいいのかわからない
どう片づけたらいいのかわからなくて放置しているパターン。
例えば、出したはいいけどどこにしまってあったのか忘れたからそのままにしておこうと思っていたりします。
一番対策が取りやすく、改善が見込めるパターンです。
間違ったところにしまうと自分も妻もわからなくなるから、そのままにしておこうといったところでしょうか。
この場合、収納をわかりやすく改善したり、一緒に片付けや掃除をすると自然と流れを覚えて片付けられるようになります。
だらしない夫に私ができる対策
原因を考えたら次は対策です。
あなたに合った方法を、あなたのペースで始めてみてください。
夫にもそれぞれ性格もあるので自分なりに自分の夫はどうしたら気持ちよく動いてくれるかを考えてみてください。
はっきり伝える
相手の嫌なところを伝えるときはどうしても感情的になりやすく、喧嘩に発展しやすいのではっきり伝えるのであれば会議方式に話し合うのがおすすめです。
また、これから紹介する対策を実行するにあたって話し合うのもいいですね。
そこで気を付けてほしいのが感情的にならないこと。
喧嘩になってしまったら元も子もありません。
なので、以下の手順で話し合いを進めるのがおすすめです。
1、どういったところが嫌なのか
例・脱ぎっぱなし、出しっぱなしは嫌だ
2、嫌な理由と負担になっていること
例・いつも文房具が出しっぱなしだと、私が使うときにどこにあるかっ分からなくて困る。
紛失して、新しいものを買わなければいけない経済的負担も増える。
そのことからいつも見かけたら片付けるが、そのせいで途中の作業が中断されて作業に集中できない。
3、対策と改善案
例・各部屋に箱を置くので片付けるのが面倒な時や場所が分からないときは、その箱に入れてほしい。
という感じです。
結婚当初、喧嘩が絶えなかった私たち夫婦もこの方法をとってから感情的になることが減ってスムーズに話し合いができています。
小さいホワイトボードを買ってきて本物の会議風にしたら場がほぐれるかと思います。
頼むふりをして片付けさせる
「ここのパジャマ、洗濯機の中に入れてきてくれる?」といった感じで、やりっぱなしを見つけたらお願いする方法です。
意外とお願いという形をとると、スムーズに動いてくれる人も多いです。
手伝ってと素直にヘルプを出すのもおすすめです。
頼られることが嬉しい人は、意外と多いですよ。
罰ゲームを取り入れる
やりっぱなしを見つけたら、その場で罰金100円などの罰ゲームを取り入れる方法です。
楽しみながらできる反面、気を張ってストレスがたまるので喧嘩に発展しやすいです。
小さいお子さんがいるのであれば、ゲーム感覚で楽しめるので子おすすめです。
片付ける癖がついてしまえば後は簡単ですし、パパもママも片づけをする姿を見せることは子供の教育的にもいいかと思います。
部屋に箱を作る
おすすめです!
散らかりやすい部屋に「なんでも入れていいよボックス」を作り、どこに片付けたらいいのかわからないものや片付けるのが面倒なものを入れてもらいます。
箱の見た目にこだわればリビングに置いていてもインテリアになりますし、一番のメリットは散らかっているモノを見なくて済むことです。
どうしてもしまうべきモノが出ていると気になってしまいますが、箱に入っていると見えないので片付けなきゃというストレスを軽減できます。
また、箱がいっぱいになったら一緒に片付けることで、夫自身何をどこにしまうのかも把握できるのでメリットが大きいです。
夫個人のものが沢山あったり、見えるところが散らかっていると気になるという方におすすめの方法です。
片付けが楽になるように工夫する
片づけがしやすくなるように、収納を見直す方法です。
使う場所に使うものを収納して、1アクションで取り出せるようにするのがおすすめです。
例えば、よくはさみをリビングで使う方は、リビングにペン立てを置いてそこにはさみを仕舞います。
この時見えないようにと棚の中にペン立てを仕舞ってしまうと、どの棚にペン立てがあるのかわからなくなり、ペン立てがどの棚にあるのかを思い出す作業から始めなければいけなくなってしまうので、直感的に仕舞えるように見えるところに置くのがおすすめです。
また、しまう場所にしまうものの名前を書いておくのもおすすめです。
箱に文房具を仕舞ってほしいのであれば、箱の見える部分にマスキングテープなどで文房具と書いておきます。
モノが多いと片付けるのも大変になってしまうので、収納に余裕をもって片付けると意識してみてください。
モノを減らせば、ぱっと見でどこに何があるのか見やすくモノを探す手間も省けます。
目の前で夫が散らかしたものを片付けているところを見せる
夫自身に見せることによって、なんか悪いなと思わせる方法です。
この時、小言を言ってしまうと喧嘩になってしまうので注意です。
また、夫の性格によってはまったく気にしない人もいるので、自分の夫の性格に合った方法なのか考える必要があります。
掃除の分担をし、家事に協力してもらう
夫の休みの日に、掃除の分担を提案して実行してもらう方法です。
夫に家事に参加してもらうことで、家事は自分の仕事でもあると意識してもらえます。
妻の家事の負担も減り、一石二鳥です。
ポイントとしては、とにかく褒めることです。
ここが違う、こうじゃないと言ってしまうと喧嘩になる恐れがあるので、なるべく指示は的確にし、間違っていてもぐっとこらえ見守りましょう。
そして、掃除が完了したら「ありがとう、本当に助かった」と言えたら完璧です。
家事を手伝ってもらうことによって、家事の大変さに気づいてもらい、出しっぱなしをされていると仕事が増えて大変だということを理解してもらいます。
根気がいりますが、成功すれば家事を進んでしてくれる夫になるのでいい方法だと思います。
こうあるべきという自分の考えを変えてみる
絶対に家は綺麗でなければならないと、あなた自身思い込んでいませんか?
確かに、きれいな家のほうが落ち着きますし、気分もいいですよね。
ですが、もしかしたらその基準が夫にとっては辛いのかもしれません。
小さな赤ちゃんがいて、なんでも口に入れてしまうなどという家庭は別として、子供がある程度大きかったり、大人だけの家庭なのであれば少しその基準を低くしてみませんか。
夫に対するイライラを少しでも減らすためにも、自分はどこまで許せるかを考えてみるのもいいかもしれません。
だらしないを理由に夫と離婚できるか!?
原因と対策を紹介してきましたが、やはりもう我慢できないという方もいるかと思います。
そんな方に、だらしないを理由に離婚できるのかを調べてみました。
冒頭でも説明した通り、離婚できる可能性は50パーセントといったところです。
離婚できるパターンとしては、離婚に夫が同意してくれる、女にだらしがない、お金にだらしないなどがある、暴力やモラハラがあるといったところです。
もし、離婚に同意を得られればかなりスムーズに進むと思いますが、同意を得られない場合は裁判で争うことになります。
だらしない以外に理由があれば別ですが、それ以外の理由がないのであれば離婚は難しいといえるのではないでしょうか。
また、ひとつアドバイスとして離婚する覚悟が固まっているのであれば、とことん嫌だと話し合いをしてみてください。
さいごに
日常のストレスは1つ1つが小さくても、積み重なっていくと大きなストレスになるので我慢を続けるのは精神的によくないです。
なので、1度とことん話し合ってみてそれでもだめなら離婚でも遅くないと思います。
また、ここで紹介している対策以外にも、夫婦ごとにできることはあると思うのでゲーム感覚で楽しみながら考えていくのもいいのではないでしょうか。
夫に、どうやったら片付けられる?と純粋に聞いてみるのもいいかもしれません。
だらしない夫は本当にストレスですが、一生の愛を誓って結婚した夫婦なのでこれを機に一緒にいい方向に勧めるような関係が築けたら素敵ですね。
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