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精神的に疲れている人にかける言葉~性別や年齢別など!ダメな言葉も!

心理
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あなたの周りに落ち込んだり、精神的に疲れているように見える友達や知り合いはいませんか?

 

仲の良い友達や慕っている知り合いが暗くなって落ち込んでいる時に、力になりたいけどどんな言葉をかければいいのか迷う時ってありますよね。

 

ただ単純に励ましたい、元気になってもらいたいだけなのだけど、下手に言葉をかけて余計なプレッシャーをかけたくない・・・

 

そんな気遣いができて友達思いなあなたに、疲れてしまった人に対してかける言葉をご紹介します。

 

お相手の性格や状況によって必ずしも当てはまるわけではありませんが、考え方の一つとして参考にしていただければ幸いです。

 

 

精神的に疲れている人にかける言葉~男性女性、友達や恋人、年上や年下など

 

~~精神的に疲れている限界状態の時に出る症状~~

 

まずは精神的に疲れていてストレスの限界まで来ている場合、どんな状態になるのかをご紹介します。

 

お相手が好きなお友達や知り合いの場合、ちょっとした変化に気づきやすいかと思いますが、次のような状態であったら少し注意が必要です。

 

・感情の起伏が激しく、攻撃的でイライラしていたり、ちょっとしたことですぐに怒る

・いつも睡眠不足で会話に集中することができず、物忘れが酷い

・以前までは楽しんでいたことに興味がなくなり、人付き合いが極端に悪くなった

・お酒の量が増えたり、食欲がなくなっている・または明らかに食べ過ぎている

・過去に起きた出来事をいつまでもくよくよと思い悩んだり、周囲の目を気にし過ぎている

・常にスケジュールをパンパンに詰め込んで、時間の余裕がない日々を過ごしている

 

たまにしか会えない友達なんかだと、日々の睡眠時間やスケジューリングなどはわからないですが、会って少しおしゃべりをしていると「妙に怒りっぽくなったな」とか「いつまでもくよくよ考えているな」と感じる場合があります。

 

お相手の性格によっては「心配かけまい」として悪い近況は話してくれないかもしれないので、会話する中でちょっとした変化に注意を払う必要があります。

 

 

~~精神的に疲れている「男性」の友達や恋人にかける言葉~~

 

まず男女共通していえることですが、「いつでも味方でいる」「いつも応援している」気持ちを表すことは、お相手にとって心の支えになると思います。

 

仕事や人間関係に疲れてしまっている場合、孤独感が募りやすくなります。

 

そんな時、「この人はいつも側にいてくれるんだ」と思えるだけで、とても励みになります。

 

ただ「いつも見ている。応援している」というアピールが過ぎると、逆にプレッシャーにもなったりするのが難しいところですね。

 

 

基本的には、男性は自分がやったことによって「女性が喜んでくれる」ことが原動力になります。

 

よく「男性は言葉で伝えるのが女性より苦手で、言葉よりも行動で示す」といわれていますよね。

 

ですから、「女性が喜んでくれるから」仕事を頑張ってお金を稼いで、プレゼントを贈ったり食事をごちそうしようとしてくれます。

 

しかし、そんな単純明快な行動力のある男性だって、気力が落ちてしまう時もあります。

 

そんな時は、まずはこちら側が余裕をもって、ゆっくり相手の話を聞いてあげましょう。

 

ただ、男性は孤独に強く、相手が同性異性を問わず弱みを見せない人が多いです。

 

あまり話したがらない場合は、

  • 「無理し過ぎないようにして、体を壊さないでね」「いつも頑張ってて偉いね」「ご飯はちゃんと食べてね」

と相手を気遣う言葉をかけてあげましょう。

 

そして、

  • 「いつでも話を聞くよ」「遠慮しないで甘えてね」「食べたいものがあったら何でも作るよ」

といった「あなたのために何かしてあげたいと思っている」という言葉を言ってあげたら、返事が素っ気なくても内心では喜んでくれる場合が多いと思います。

 

励ましの言葉は伝わらない雰囲気の場合は、

  • 「身体をマッサージしてあげようか?」「今度の休みに、○○が行きたいと言っていた□□へ行こう!」

と提案してあげるのもいいでしょう。

 

 

男性は女性に比べると「共感する気持ち」が薄い傾向があり、結果を出すことを重視して、その結果のために努力していきます。

 

そして自分自身で悩んで解決策を出し、他者に共感を求める気持ちがあまりない人が多いと感じます。

 

ですから、あれこれ励ましの言葉を投げかけても反応がないことも多いかもしれません。。

 

ですが全く響かないということはないと思いますので、ダメ元くらいの気持ちで「いつもあなたの味方だよ」という気持ちは伝えてあげてください。

 

 

~~精神的に疲れている「女性」の友達や恋人にかける言葉~~

 

女性は「共感しながらコミュニケーションをとる」生き物です。

 

はっきり書いてしまうと、(場合によりますが)問題の解決策を考えてあげる必要はありません。

 

下手に具体的な解決策を提案するより、ただただ話を聞いてあげて「それわかるわ~」とか「私も前にそんなことがあったよ」「よくあるよねー」

といった≪あなただけじゃないよ≫という言葉が励ましになります。

 

とにかく話を聞いて、お相手を気持ちよくスッキリさせてあげる事が大切です。

 

女性はいろんな人とコミュニケーションを取る中で情報収集をして、その中から解決策を見つけていきます。

 

ですから具体案を提示したり正論を言って諭すよりも、心の中のモヤモヤをすっきりさせてあげた上で、

「私は味方だよ」「いつでも話を聞くよ」という姿勢が、心の支えになるでしょう。

 

 

また共感とともに過程を認めてあげることも重要になります。

 

結果はどうあれ、その過程で努力してきたことを認めてあげることで「私をわかってくれている」と感じることができます。

 

ですから●「いつも頑張ってるよね」「よく頑張ったね」といった、結果が出るまでの過程を認める言葉を言ってあげましょう。

 

 

~~精神的に疲れている「年上」の人にかける言葉~~

 

相手の方が年上となると、落ち込んでいる原因を聞いたり励ましの言葉をかけるのは難しかったりしますよね。

 

特に相手が男性の場合は、歳を重ねるとともに「若い人にナメられたくない」「弱点を知られたくない」といった気持ちが強くなる傾向にあります。

 

ですから、そんな時は無理に励ます言葉や「話を聞きますよ」といった言葉を掛ける必要はないかもしれません。

 

  • 「私に何かできることはありませんか?」と聞いてみたり、「○○(“お茶をいれる”などのちょっとしたこと)しましょうか?」といった気遣いを見せるだけでも癒されるでしょう。

 

そして仕事などの成果や普段やっていることには触れずに「○○さんがいてくれるだけで安心できる・心強い」といった気持ちを伝えるといいでしょう。

 

 

そして男女問わず、お相手が疲れていたり落ち込んでいる様子に“敢えて気づかないフリ”をして、なんてことのないくだらない話や世の中で話題になっていることなどを話すのもいいかもしれません。

 

自分の状況に気づいてほしい・触れないでほしいというポイントは人によって違いますので、場合によっては全く関係がない世間話などをしているうちに気が紛れて、気分転換になるということもあるでしょう。

 

特に年上の上司などでしたら、年下女性の屈託のない話を聞いたり笑顔を見るだけで癒されるのではないでしょうか。

 

 

~~精神的に疲れている「年下」の人にかける言葉~~

 

年上の人が年下の人を励まそうとする時は、その言葉をかけることによってプレッシャーを与えてしまわないか気をつける必要があります。

 

相手の能力を認めているからこその「頑張れ」「君ならもっとできる」という言葉のつもりでいても、相手の心の状態によっては重圧にしか思えないこともあるかもしれません。

 

相手の不調を感じた場合、まずは●体調を気遣ったり最近の様子を伺う言葉をかけてみましょう。

 

相手が自ら話してくれたら、●共感しながら「いつもよくやっているよね」など普段の頑張りを労う言葉をかけてあげるのがいいと思います。

 

相手がなかなか話してくれない場合に、つい軽い気持ちで「飲みに行こう」と誘いたくなりますが、現代社会においてはそれさえも“パワハラ”と捉えられてしまう場合があります。

 

そんな時は無理に話す場を設けようとはせず、●普段の頑張りを労って「いつでも話を聞くよ」という姿勢を見せつつ、敢えて踏み込まずに距離をとることも必要かもしれません。

 

 

精神的に疲れている人にかけてはいけない言葉とは?絶対禁句言葉など!

 

■「頑張れ」

 

励ますつもりだとしても「頑張れ」という言葉は言わない方がいいでしょう。

 

頑張れという言葉は何気なく使いがちですが、時と場合を問われる言葉です。

 

スポーツなどで元気いっぱいにプレイしている時は、もちろん励ましの言葉として相手も受け止めてくれます。

 

しかし精神的に疲れている状態にあると「もう十分に頑張ってるのに・・・」と捉えてしまい、追い打ちをかけてプレッシャーを与えてしまう場合があります。

 

「頑張れ」という言葉をかける場合は、相手の状態と過程を慎重に見極める心遣いが必要となるでしょう。

 

■「なんとかなるよ」

 

「なんとかなる」という声がけも、相手の心境によっては軽い言葉と捉えられ「大したことないと思われている」と受け止めてしまう可能性がある言葉です。

 

こちらは相手の気持ちを少しでも軽くするために言ったとしても、受ける側としては「突き放された」と感じやすい言葉になるでしょう。

 

状況を見極めて、「よくありがちなことだし、本当になんとでもなる」という場合以外は避けた方がいいかもしれません。

 

■「こうすればいいのに・・・」「こうした方がよかったんじゃない?」という助言

 

具体的な解決策が思いついた場合、深く考えずに「こうすればいいんじゃない?」とアドバイスしたくなりますが、相手が解決策を求めているとは限りません。

 

誰がどう考えても「これが正解でしょ」と、ハタから見たら相手の行動が見るからに間違っているという場合って結構ありますよね。

 

しかし多くの場合、その言動が間違っていて失敗するとわかりきっているとしても、お相手本人が自分で考えて納得した上で進むことが正解だったりします。

 

人は失敗の経験を重ねながら、正解を見つけていくものです。

 

お相手が「何か解決策はないかな?」と尋ねてきたら具体的な解決策を提案すべきですが、そうでないなら共感しながら話を聞いてあげるにとどめておきましょう。

 

■「○○へ行こう!」という強引な誘い

 

前述で「疲れている男性の友達や恋人」に対して「お誘いの言葉を掛けて、気分転換させてあげましょう」と書きました。

 

しかしお相手が本当に疲れ切っている場合は、出掛けること自体・人と接することが辛い時がありますので、強引に連れ出すことはやめた方がいいでしょう。

 

 

精神的に疲れている人にかける言葉のまとめ

(恋人に限らず)好きな人が落ち込んでいたり参っている時って、どのように話しかければいいか、結構悩んでしまいます。

 

お相手が落ち込んでいたわけではないのですが、私が20代の頃、友人に「気を遣い過ぎる」と指摘されたことがありました。

 

周りの人間関係や各々の状況を見た上で、よかれと思ってあれこれ先読みして行動した結果言われた言葉だったのですが、その指摘した人はとても気遣いができる人だったので、先読みする気遣いが読めてしまったのでしょうね。

 

当時は「なんで?みんなのためにわざわざやってあげてるんじゃんっ」と怒り心頭だったのですが、今思うと相当押しつけがましかったのだと思います、「気遣いができる私って凄いでしょ」と。

 

 

現代社会では「繊細さん」という言葉が生まれるほど、みんな周囲の言動に敏感で、「自分がどう思われているのか」を気にする傾向にあります。

 

それゆえに、ちょっとしたことで落ち込みやすく、年齢と経験を重ねてきた者からすると「こうすればいいのに」とついアドバイスしたくなります。

 

助言やアドバイスによって、自分が思いもしなかった道が開けていくこともありますが、結局は自分自身で納得して、失敗を重ねながら成長していくしかないのかもしれません。

 

 

かといって、明らかに精神的に疲弊しきっている人を放っておくのもよくありません。

 

まずは「どんなあなたでも味方でいるし、見守っているよ」という姿勢を見せてあげて、悩みとは関係ない他愛のない話をしながら、いつも気にかけてあげましょう。

 

そうしていくうちに、あまり話してくれない人も、段々と心を許してくれ、打ち解けてくれるかもしれません。

 

ある意味、こちらの「度量の大きさ」と「忍耐力」が問われているのかもしれません。

 

 

 

 

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