最近になって、自律神経失調症という言葉を耳にする方も多いのではないでしょうか。
もしくは、この記事を見つけたあなたは自律神経失調症で悩まれている状況かもしれません。
コロナウイルスの影響で、働く環境や生活スタイルが急激に変化し、その流れについていけずに、自律神経失調症になる方も多いのが現状です。
この自律神経失調症とはどういった病気なのでしょうか?
気づかないうちに自律神経失調症になっている場合が多いので、医者に言われてから焦る方も多いのが特徴です。
普段なら体のシステム上制御されているはずの機能がうまく働かず、めまいや動悸だけでなく、下痢や頭痛なども症状として出てきます。
深刻になると失禁したり、体に痺れを感じたりと思うように体を動かせなくなってきます。
今回は、自律神経失調症になる原因をそれ自分で改善していく方法を紹介していきます。
普通の病気と違って、薬を飲んだから治るわけでなく、その原因をしっかりと理解することが重要です。
ぜひ最後までご覧ください。
自律神経失調症を自力で治すにはまず原因を知る事から!不調は何?
自律神経失調症とは、ずばりストレスによって発症する病気です。
人それぞれで原因が異なるので、一概にこれだと断定するのは難しいのですが、長期間にわたってストレスを抱えていたり、過度のストレスを感じたりすることで自律神経失調症になることがほとんどです。
この原因について詳しく見ていきましょう。
◆生活リズムの乱れ
寝られない生活が長期間にわたって続いたり、昼夜逆転の生活をしたりすると、すぐに自律神経が乱れます。
慣れているからとその生活を続けてしまう方もいますが、体は少しずつストレスを抱えている可能性があります。
◆ストレスに弱い
もともとストレスに弱い体質が原因の場合があります。
周りの評価が気になってしまい、相手の依頼を断れないタイプは特にストレスを抱えやすいです。
このタイプは人間関係も気にすることが多いので、ストレスへの耐性がなく自律神経失調症に陥りやすいです。
また、性格面だけでなく、周りの強い光や音に敏感なタイプは、ストレスを抱えやすいです。
外的要因に過度な反応を出してしまう人は、身体的なストレスを抱えてしまうため、自律神経に異常をきたしてしまうことが多いです。
◆環境の変化
新しい職場や引っ越しした後の環境の変化についていけずに、自律神経失調症になる場合があります。
新しい環境や人間関係に慣れないことも1つの原因ですが、逆に慣れていると思い、過度に頑張ってしまっている場合も自律神経失調症になる可能性があります。
特に後者は自分ではうまくいっていると思っているのに、体がうまく動かないことがあるため、自分では気づきにくいことが多いです。
◆ホルモンバランス
更年期障害によって女性ホルモンが減少することで、自律神経が乱れることがあります。
女性は特にホルモンバランスが崩れやすく、影響を受けやすいです。
以上の原因が主な自律神経失調症に繋がるストレスです。
どのような人もつい生活の中でやってしまいそうなことばかりです。
しかし、あなたの体や心は知らないうちにストレスを抱えており、体の機能をうまくコントロールできなくさせてしまうのです。
自律神経失調症になると、家族や仕事に大きな影響を与える可能性があるので気を付けましょう。
自律神経失調症を自力で改善する方法!気持ちが大切!
自律神経失調症を改善する方法に明確な治療方法はありません。
身体疾患の場合は、適切な治療法を医者から請うことはできますが、ストレスが原因の場合は、あなたの周りにあるストレスを可能な限り排除していくことが1番の治療法になります。
もし、仕事にストレスを強く感じる場合は、転職やもしくは一時的な休職をするのも手です。
自律神経失調症になってしまうと思った以上のパフォーマンスができなくなるだけでなく、私生活にも影響が出てくる可能性があります。
自らそのストレス原因が発見できた時は、避けるようにしましょう。
そして、相手に迷惑をかけてしまうといった配慮の気持ちは一旦忘れるようにしてください。
あなたの事を守れるのはあなただけですので、周りの評価や判断を気にしないようにしましょう。
最初は、戸惑うこともあると思いますが、ストレス要因から一定期間離れることで、次のステップを考えられるようになりますよ。
また、ストレス要因から避けるだけでなく、しっかりとした食事と睡眠をとり生活リズムを整えるだけで、自律神経も正常に働き前向きに考えられるようになります。
過度の飲酒やコーヒーの飲みすぎなどは避けましょう。
自律神経失調症になると後ろ向きに物事を考えてしまいがちですが、ポジティブに全てあなたのためだと思い行動するようにしてくださいね。
最後にもう一度言いますが、あなたを守れるのはあなただけですよ!
まとめ
今回は、自律神経失調症になる原因とその改善方法について紹介いたしました。
主な理由としては、ストレスが原因になることが多いですが、その詳細は個人でバラつきがあります。
ストレスの原因を発見して、そのストレス下に長期間いることが無いようにしましょう。
もし、自律神経失調症になった場合は、ストレスの原因となる環境からは避けるようにしてください。
自律神経に乱れは、体のありとあらゆる部分の機能を乱していきます。
仕事だけでなく、家族にも影響を与えてしまう可能性があるので、気を付けましょう。
そして、自律神経失調症になってしまった場合は、第一にあなた自身のことを考えて行動してあげてください。
周りの目を気にしてしまいがちですが、自律神経失調症になった場合は自分の事を最優先に考えてあげることが一番の治療法です。
自律神経失調症は、誰もがなりうる病気なので、気を付けましょうね。
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