あなたは、いつも寝るときにどういった体勢をとりますか？
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うつぶせ？
あおむけ？
はたまた横向きでしょうか？
もしかしたら椅子に座ったまま…？
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人によって好みがあるとは思いますが、
日によってコロコロ変わることないですよね。
これってひとつの習慣ですよね。
ところで、あなたが腰痛持ちならば、
その原因のひとつはこの習慣、寝方にあるかもしれません。
腰痛、つらいですよね。
よくわかります。
腰痛持ちでうつぶせ寝が習慣になっているのであれば、
寝方を変えるだけで つらい腰痛を卒業できるかもしれません。
うつぶせ寝は腰痛になる因子がたくさんあった！？
腰痛の原因がうつぶせ寝である可能性として
いくつも理由があげられます。
まず、うつぶせの姿勢をとって寝るということは
呼吸のために首を一方向にひねることになります。
この姿勢は脊柱を過度に伸ばすことになり、
腰痛の悪化につながります。
ひいては筋肉にコリが生じて、その結果
脊柱の関節部分（椎間関節）が圧迫されます。
また重力によって内臓や脂肪などの重さが腰にかかるため、
腰が反り返り、お尻が突き出る「反り腰」という状態になります。
内臓や脂肪の重さは体重の約４割を占めているといわれ、
おなか側がひっぱられて反り腰になり
痛みが出やすくなります。
この状態はあくまでも
同じ状態が長時間続くことにより引き起こされますが、
本来、寝返りをうつことで解消されます。
しかし、うつぶせ寝ではこの寝返りも難しいのです。
うつぶせ寝でも腰痛を改善する簡単な方法とは？
本来ならば徐々に仰向けや横向きに寝ることができるように
習慣化していくことが重要です。
とはいっても、うつぶせで眠ることに慣れてしまっていて
この体勢でしか眠れないというあなた。
腰痛を改善する一番簡単な方法は、
少しでいいので体を横向きにひねり、
枕を低くして眠るようにすることです。
そうすることで痛みを緩和できる場合があります。
そうして段々と横向きに寝られるようになってきたら、
抱き枕を使ったり、
体圧分散の機能があるマットレスなどを併用するとよいでしょう。
マットレスは硬すぎると腰部分のカーブに負担がかかり
腰痛を悪化させる原因になります。
逆に柔らかすぎるものは寝返り時に腰に負担をかけてしまうため
ある程度厚みのある高反発のものなどがいいでしょう。
また、医師が推奨するものには
テニスボールを胸に当てて入眠することで
不快感から自然にうつぶせから横向きになるというものもあります。
これも結果的にはうつぶせ寝ではなく
無意識に横向きになるようにするものなので、
腰痛を改善するには少なくとも
うつぶせ寝から脱却する必要があります。
うつぶせ寝の腰痛 まとめ
私自身、実体験としてヘルニアで腰痛がひどい時期があり、
うつぶせ寝では痛みが強く、怖くてできなかったと記憶しています。
うつぶせですとどうしても上体を反らすこととなり、
足にしびれが出てしまうこともありました。
快方に向かうこともなく、
それだけ負担がかかっていたということだと思います。
現在は仰向けで寝ており腰痛も回復しましたが、
治療していた当時は仰向けや横向きで施術することも多く
腰が楽だったのを覚えています。
もしどうしてもうつぶせ寝から変えられないようであれば、
胸を圧迫しないよう（ソファー代わりになるような）
大きいビーズクッションに埋もれるように寝る、
という荒業もあります。
ただしこれも根本的な解決ではありませんし、
睡眠の質という点では非常に低いです。
うつぶせ寝は他にも慢性的に首を寝違える原因にもなりますし、
デメリットのほうが多いといえます。
いい寝具を揃えていても、
寝方ひとつで台無しになってしまうのです。
うつぶせ寝が腰痛のすべての原因ではないかもしれませんが、
横向きや仰向けで寝ることで
改善する可能性は大いにあります。
ぜひ試してみてください。
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