仲間が、仕事や家のことで追い込まれている時、なんと声をかけたらいいのかわからない・・・。
元気になってほしいけど、無神経なことは言えないし、どうしよう!
そんな時、どんな言葉をかけてあげるのが適切なのかをまとめました。
性別や、相手がどんなタイプかによっても変わってきます。
その際に注意するべきことなども詳しく見ていきましょう。
辛いときにかけてほしい共通の言葉5選!
誰かが辛そうにしている時、なんと声をかけたらいいか。
それはずばり、「前向きな言葉」だったんです。
これは、どんな相手にも共通する法則!
共感してあげるのもとても大事ですが、一緒になって暗〜い雰囲気を作ってしまうのはNG。
なるべく明るい言葉をかけてあげましょう。
【前向きな言葉の例】
①「何かあったの?」
まずは、何があったのか聞いてみてください。
話しにくそうなら無理に聞き出そうとせず、相手が口を開くまでそばにいてあげるだけでも構いません。
辛いことを口に出せず、苦しんでいる可能性もあります。
あなたの味方だよ、というメッセージを込めて声をかけてみましょう。
②「大変だったね」
辛い思いをしている人は、何かとても大変な状況を乗り越えようとしているはず。
そんな時、どんな思いをして辛さを抱えているか把握し、相手の気持ちを理解してあげることが大事です。
話を聞いた上で、「大変だったね」「辛い思いをしたんだね」と伝え、自分のことをわかってくれている人がいる、という安心感を与えることができます。
③「あなたならきっと大丈夫だよ」
辛い状況の中では、自分に自信が持てなくなることも。
周りからすると、そこまで心配する必要のないところまで思い悩んでいる可能性があります。
きっと乗り越えられるよ、という声かけをしてみましょう。
④「何かできることはない?」
もしかしたら、その辛さから開放されるため、誰かに助けを求めたいのかもしれません。
そのため、自分にもできることがあれば助けてあげたい、と伝え、味方がいると考えてもらうことで気持ちも軽くできるかも。
⑤「無理しないでね」
一生懸命になりすぎると、かえって苦しんでしまうこともありますよね。
どんな人でも、がんばりすぎると疲れてしまいます。
無理しなくても大丈夫だとわかってもらい、前向きな気持ちを取り戻してもらいましょう。
辛いときにかけてほしい言葉は男女で違う?タイプ別や注意点も!
では、次に状況に応じてどのように使い分けたらいいかを調べていきます。
そもそも、辛いときにかけてほしい言葉に、男女で違いはあるのでしょうか。
実は・・・あるんです!!
【男性編】
そもそも男性は、辛いことがあったとしてもあまり態度に出さないタイプが多いです。
プライドが高かったり、弱さを見せたくないと思って隠してしまうんですね。
そのため、まずは何があったか話しやすい雰囲気を作ってあげることが大事。
先に、自分が最近してしまった失敗談などを伝えてみてもいいと思います。
少しでも話してくれたら、質問しすぎないよう注意しながら聞き出してあげます。
そして、状況がわかった上で、慰めるような言葉よりもとにかく励ます、といったイメージで声をかけてあげるのがおすすめです。
例)「めっちゃ頑張ってるじゃん!」「これは大変だったね」「そういうところかっこいい!」
多少抽象的な表現であっても、この人になら話してもいいかな、と心を開いてもらえると思います。
その上で、男性に対しては、慰めるというよりは褒める、というイメージで言葉をかけてあげると良いでしょう。
しかし、やたらめったら「すごい!」「がんばったね!」と伝えても、暗い気分のときには、適当に言ってるんじゃない・・・と不安にさせてしまうこともあります。
ネガティブなタイプの男性には、どこが大変そうなのか、どんなところをがんばっていたのか、なるべく詳しく汲み取って伝えると効果的です。
【女性編】
一方女性は、話を聞いてほしく、また共感してほしいと思うタイプが多いです。
辛いできごとも、思い切って人に話すことで少しスッキリすることもあります。
女性に関しては、まずしっかり話を聞いてあげてください。
どんなことがあってどんなことが辛くて今こう思っている、と言う一連の流れを全部吐き出してもらうことで、何と声をかけてほしいのかなんとなくわかってきます。
その上で、辛さに共感し、「それは辛いね」「そんなことがあったなんて」と声をかけ、孤独じゃないことを伝えてあげましょう。
女性の中には、答えを見つけたい、早く解決したいという完璧主義なタイプもいます。
「あなたはどう思う?」と意見を求めてくる人もいますが、正直に自分の意見を言ってしまうと、「全然わかってない!」と逆上してしまうパターンも稀にあります。
そういうときは、難しいですが空気を読んで、きっとこんな言葉がほしいんだろうな、想像力を働かせるようにしましょう。
まとめ
自分が辛い時なんて言ってほしいかを考え、相手の気持ちに寄り添った言葉を選択するようにしましょう。
大事な人が辛いのを見ていると、自分まで辛い気持ちになってしまいがちですが、ポイントは前向きな声かけをすること。
少しでも元気になってもらえるよう、工夫してみてくださいね。
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